前期学校評価へのご協力ありがとうございました。
保護者、児童の回答結果を掲載いたします。
以下、回答結果考察です。〇成果点、▼課題点となります。
〇全体の回答を集約すると、保護者の肯定的評価(4または3)が、84.6%と全体を通して本校の教育活動に対して肯定的にとらえていると言える。児童の肯定的評価は、89.3%と保護者以上に学校生活に対して肯定的にとらえていると言える。
〇質問1「楽しく学校生活が送れている。」に関しては、保護者の94.0%、児童の91.7%が肯定的回答を寄せていることから日々の学校生活の出来事を家庭内でも共有し、肯定的にとらえていると考えられる。一方で保護者の6%、児童の約8%が否定的にとらえていることに着目し、より肯定的にとらえることができるように、各学年・各学級、学校全体で方策を講じていく。
〇質問10「友達と仲良くしたり、協力したりできている。では、保護者の肯定的回答95.3%、児童の肯定的回答93.9%と両者ともに肯定的回答が非常に高くなっている。このことから、児童が学校において友達と良い人間関係を築き、生活していることを家庭でも共有されていると考えられる。
〇質問15「学校は、児童や家庭から悩みを相談できる存在になっている。」では、保護者の肯定的回答が83%であり、昨年度前期の71%から高くなった。引き続き、家庭に寄り添い、学校、家庭、地域が一体となり、ともに児童を育てていく意識を職員一人一人がより一層高めていく。
▼質問5「身の回りの整理整頓をしている。」では、保護者の肯定的な回答が60.1%と最も少なく、否定的回答が約40%にものぼっている。同様の質問に対して、児童は肯定的回答が84.7%、否定的回答が約15%となっている。このことからも、整理整頓に関しては学校全体の課題として捉え、各学年及び学校全体で方策を示していく必要がある。
▼質問8「進んで体を動かしている。」では、保護者の約23%、児童の18%が否定的な回答をしている。運動に親しむこと、体力向上は本校の重点指導項目であり、児童の約8割はできている。今後は、否定的回答をした2割の児童がより運動に親しみ、進んで体を動かそうと思える環境づくりや体育の授業改善を行っていかなければならない。
▼質問7「くつを揃えることができている。」に関して、本校では令和3年度より靴のかかと揃えを重点指導項目の1つとしている。その指導の成果もあり、児童の91.8%(昨年度前期は90%)はできていると感じており、実際に校内の下駄箱でも靴を揃える姿が多く見られている。しかし、保護者回答では、約30%の否定的回答が見られる。昨年度も同様の傾向があり、学校での取り組みを家庭で還元できていない実態があると考えられる。また、学校の個人がわかる下駄箱と、家庭の玄関の作りの違い等もあると考えられるが、学校側から重点指導の内容をより家庭に伝えていかなくてはならないと言える。