【4年生 国語】読んで感じたことをまとめ、伝え合おう

 先週の2月15日・木曜日に川口市教育委員会指導課指導主事を招聘して、校内授業研究会を実施しました。

 

 今回の研究授業は4年4組・竹内千晶教諭が国語で「初雪のふる日」という教材を使い、読んで感じたことをまとめ、伝え合おうという授業を行いました。この学習では、「文章を読んで感じたことを伝え合うことで、互いの感じ方の違いを知り、同じ作品を様々な角度から味わうこと」をねらいとしています。

 

 まず、前の時間までの学習を振り返り、この日の課題、「別の世界への入口を考えよう。」を確認しました。子供たちは課題を明確につかむことができました。この学習は全体で8時間扱いです。研究授業は3時間目でした。1・2時間目で、初めての読んでの感想、全体を通してのめあて、物語の設定などの学習が充実していたことで課題をしっかりとつかむことができたことが分かります。また、学びを支える教室の掲示物も充実していました。

 

 そして、音読をした後、課題について個人で考えていきました。考えたことをタブレットで入力して、ICTを活用して考えを共有し、小グループで交流しました。さらに、学級全体で学び合い、自分の考えを広げたり、深めたりすることができました。子供たちの意見がつながり、よい話し合い活動になりました。

 

 まとめ、振り返りと続きました。振り返りでは終了時刻になっても、書き続ける姿が見られ、子供たちが主体的に学ぶ続けることができた1時間となりました。

 

 指導者の先生からは、以下のことを褒めていただきました。子供たちのリアクションがよい、つまり、どんな考えも安心して話せる学級づくりができていること。ICTを活用して、一人一人の考えを可視化することができたので、話合いに必要感を持たせることができたこと。また、指導事項、教材、言語事項のつながりを考えた授業づくりの大切さ、学びのよさを実感させる振り返りを行うことなど、ご助言いただきました。頂いた助言を生かし、授業の校内研修を深めるとともに、日頃の授業の質を高めていきます。