【5年3組 道徳】研究授業 「すれちがい」
16日(月)に川口市教育委員会指導課指導主事を招聘して、校内授業研究会を実施しました。今回の研究授業は5年3組・奥村百花教諭が特別の教科 道徳の「すれちがい」という教材で「相互理解・寛容」について考えました。今回の授業では、「自分の課題や意見を相手に伝えるとともに、謙虚な心をもち、広い心で自分と異なる意見や立場を尊重することについて考え、自分事として捉えること」をねらいとして授業を展開しました。
授業ではまず、アンケートや既に学んだことなどから、「意見がすれ違ったときのこと」を考えました。そして、教材文の物語を読み、条件や状況を捉えました。
「登場人物の2人に共通している問題点は?」や「相手を許すことのよさは何だろう?」などの問いについて、ノート等に意見を書いたり、友達と話し合ったりしました。子供から、「〇〇さんの意見と似ているのですが・・・。」という発言があり、学び合い等により、考えが広がったり、深まったりすることができました。
最後に、自分の生活を振り返りました。そして、タブレットを活用して学んだことを「格言」としてまとめ、友達と共有し、さらに学びを深めました。
指導者の先生からは、授業のねらいが明確であったので、子供たちの思考が広がり、深まったと評価していただきました。さらに、よりよい授業になるように、「振り返りとまとめの違い」や「発問(教師の子供への質問)の工夫」などについて具体的に指導をいただきました。頂いた助言を生かし、校内研修を深めるとともに、日頃の授業の質を高めていきます。