高学年吃音グループ活動『吃音氷山』
こちらの掲示物は、約一年前に実施した吃音を氷山に例えて考える学習の内容になります。
今年も高学年の児童(主に4・5年生)を対象にグループ活動を実施しました。
参加した児童は7名
保護者のみなさまには、別室でモニタリングしていただき、吃音との向き合い方について考えていきました。
2年連続参加した児童の1年前の氷山との比較です。
氷山の水面下が小さく変化し、楽しく学校生活を送ることができているとのことです。
【児童の感想】
・昔の自分と同じような考えの人がたくさんいた。たくさん共有できて楽しかった。伝え合うことができてうれしい。(2年連続参加児童より)
・音読の時に不安なのが同じ子、逆に不安じゃない子もいて、いろいろな子がいるとわかった。これから「吃音だから・・・」という偏見をなくしていけたらよいと思う。(初参加の児童より)
・みんな氷山があまり大きくなくて、みんな前向きですごいなっと思いました。ぼくも氷山が小さくなるといいなと思いました。(初参加の児童より)
グループ活動の後に、場所を変えて児童は吃音かるたで交流し、保護者の方々は意見交流をしました。
【保護者の方々からの感想】
・(心配というのは、つまったらどうしよう、どう思われるかな、何か言われちゃうかなといった周りからの反応に対する心配・不安だと思うので)改めて、お友達からの理解が大切であり、そのためには打ち明けることが大切なのだと思いました。
・友達とのかかわりでは、普段はそこまで吃音を気にしている様子はありませんでしたが、今回の氷山を見て、実は話しかけるタイミングを考えていたりなと、意外と深く考えているんだときづかされました。